富里市議会 > 2012-09-28 >
09月28日-05号

  • "除害施設"(/)
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  1. 富里市議会 2012-09-28
    09月28日-05号


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    平成24年  9月 定例会(第3回)          平成24年第3回富里市議会定例会会議録(第5号)                  9月28日出席議員   1番  五十嵐博文君         11番  柏崎のり子さん   3番  高橋祐子さん         12番  原 清一君   4番  岡野耕平君          13番  鈴木英吉君   5番  田口勝一君          14番  高橋益枝さん   6番  戸村喜一郎君         15番  栗原恒治君   7番  大川原きみ子さん       16番  佐藤繁夫君   8番  布川好夫君          17番  櫻井優好君   9番  江原利勝君          18番  猪狩一郎君  10番  窪田 優君        …………………………………………………欠席議員   2番  井上 康君        …………………………………………………地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名  市長        相川堅治君   消防長       森田武臣君  副市長       石橋 規君   総務課長      加藤浩史君  総務部長      林田博之君   参事兼財政課長   佐々木 智君  健康福祉部長    岩澤新一君   社会福祉課長    尾崎正尚君  市民経済環境部長  高岡明仁君   産業経済課長    三橋賢治君  都市建設部長    飯高貞男君   建設課長      相川直雄君  教育長       山中 忠君   会計管理者     南條正和君  教育次長      小野祐一郎君  水道課長      萩原三夫君  農業委員会事務局長 関 利之君   教育総務課長    高須利幸君  監査委員事務局長  高橋恒夫君        …………………………………………………出席した事務局職員の職氏名  議会事務局長    綿貫 薫    副主査       吉田 寛  副主幹       加瀬敏也    主事        田村秀之        …………………………………………………議事日程               議事日程(第5号)           平成24年9月28日 午後2時開議 日程第1 議案第1号から議案第16号まで(委員長報告・質疑・討論・採決) 日程第2 認定第1号(委員長報告・質疑・討論・採決) 日程第3 請願の件(委員長報告・質疑・討論・採決) 日程第4 委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号(説明・質疑・討論・採決)       委員会提出議案第1号 国における平成25(2013)年度教育予算拡充に関する意見書について       委員会提出議案第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について 日程第5 議員派遣の件 日程第6 富里市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙        …………………………………………………本日の会議に付した事件  1 諸般の報告  2 議案第1号から議案第16号まで(委員長報告・質疑・討論・採決)  3 認定第1号(委員長報告・質疑・討論・採決)  4 請願の件(委員長報告・質疑・討論・採決)  5 委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号(説明・質疑・討論・採決)  6 議員派遣の件  7 富里市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙  8 閉会        …………………………………………………             …………………………………              午後2時00分 開議             …………………………………出席議員  17名欠席議員   1名 井上 康君 ○議長(猪狩一郎君) これから本日の会議を開きます。………………… △諸般の報告 ………………… ○議長(猪狩一郎君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。 市長から、欠席の届け出がありました。写しを配付しましたのでご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。………………………………………………………… △日程第1 議案第1号から議案第16号まで………………………………………………………… ○議長(猪狩一郎君) 日程第1、議案第1号 富里市長及び副市長並びに教育委員会教育長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、議案第16号 平成24年度富里市水道事業会計補正予算(第1号)までを一括議題とします。 それぞれ所管の常任委員会の審査の経過並びに結果について、委員長の報告を求めます。 まず、総務建設常任委員長、布川好夫君。          (総務建設常任委員長 布川好夫君登壇) ◆総務建設常任委員長(布川好夫君) ご報告申し上げます。 総務建設常任委員会は、9月12日、午前9時57分から3階第3会議室において開催し、委員全員出席、議会から議長、議会事務局から綿貫局長、加瀬副主幹、田村主事、市当局から市長、副市長、担当部課長等の出席のもと、本委員会に付託された議案13件について、慎重に審査を行いました。 なお、審査に先立ち現地調査を行いました。 以下、審査の経過と結果についてご報告いたします。 まず、議案第1号 富里市長及び副市長並びに教育委員会教育長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 本案は、本市の財政状況などを総合的に勘案し、教育委員会教育長の給与月額の減額率を2パーセントから3パーセントへ変更の上、期間を延長し地域手当及び期末手当は減額等の期間を延長するものです。 本改正案により年間約71万1,000円の減額となるとの説明がありました。 特に質疑はなく、採決の結果、議案第1号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 次に、議案第2号 富里市税条例の一部を改正する条例の制定について。 本案は、地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律が公布され、地域決定型地方税制特例措置、通称わがまち特例を導入する旨の改正が行われたことに伴い、所要の改正を行うものです。 わがまち特例は、これまで国が一律に定めていた内容を、法律の範囲内で地方税の特例措置を条例で定めるもので、富里市では富里市下水道条例に基づき設置した有害物質を除去するための除害施設に課する固定資産税課税標準額の軽減割合を規定することが義務づけられたため改正を行うとの説明でした。 特に質疑はなく、採決の結果、議案第2号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 次に、議案第3号 富里市防災会議条例の一部を改正する条例の制定について。 本案は、災害対策基本法の一部を改正する法律が平成24年6月27日に公布、施行され、地方防災会議の所掌事務及び組織について見直しが行われたことから条例の一部を改正するものです。 主な改正内容は、所掌事務について、これまで第2条第2号に「市の地域にかかる災害が発生した場合において、当該災害に関する情報を収集すること」と規定されていたものを削除し、新たに「市長の諮問に応じて市の地域にかかる防災に関する重要事項を審議すること」を規定し、また、第3号として「前号に規定する重要事項に関し、市長に意見を述べること」を加えるものと説明がありました。 特に質疑はなく、採決の結果、議案第3号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 次に、議案第4号 富里市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定について。 本案は、災害対策基本法の一部を改正する法律が平成24年6月27日に公布、施行されたことにより、引用条項にずれが生じたため改正を行うものです。 特に質疑はなく、採決の結果、議案第4号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 次に、議案第5号 富里市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について。 本案は、電気自動車の普及に伴うインフラ整備として、急速充電設備の設置増加が予想され、その特性を踏まえた火災予防上必要な安全対策について、全国的に統一された基準を定めるため、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部が改正されたことにより、電気自動車用急速充電設備が消防法上の対象火気設備等に追加されたため、本条例の一部を改正するものです。 委員からは、市内には該当施設があるかとの質疑があり、関係施設に確認をしたところ、現時点では設置はないとのことでした。 採決の結果、議案第5号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 次に、議案第6号 和解及び負担付き寄附について。 本案は、かねてから懸案となっていた新池の所有権をめぐる諸問題について、日吉倉旧村会と幾度となく協議を重ねてきた結果、7月22日開催の旧村会の臨時総会において、合意書案が全員一致で承認され、仮合意に至ったことから、地方自治法第96条第1項第9号及び第12号の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。 合意書は、第1条に新池の定義、第2条に双方の主張の尊重、第3条に双方の責務、第4条に新池の名義を市にする場合の登記の手続き、第5条に事業の終期、第6条に旧村会の請求権の放棄、第7条に新池以外の土地の協議、第8条に効力をうたっているとのことでした。 主な内容については、第2条に関して、今回の和解は、新池の所有権がどちらかにあるかの争いをとめるためのものであって、和解成立後、錯誤があったとしても、これを理由に裁判で無効の訴えを提起することはできないとのこと。第3条に関して、市の実施する事業として、消防機庫、地区の公園、道路整備、集会所用地として約1,000平方メートルの代替地を贈与すること。また、この土地の取得に当たっては、公有地の拡大の推進に関する法律に基づき、先行取得するとのことでした。 委員からは、消防機庫や集会所の建設は、過去から日吉倉で議論されてきた問題であり、その解決の一つとして今回の和解という選択をしたと解釈しているが、合意書の中に当該施設の必要性をうたう必要性はなかったのかとの質疑があり、今回の和解については、新池の所有権の問題が中心であり、それを円満に解決するための合意書であるため、地域の実情や課題も念頭にはあるが、必要最低限の部分をうたったとのことでした。 採決の結果、議案第6号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 次に、議案第7号 成田市と富里市の一般廃棄物処理事務の委託に関する協議について。 本案は、成田富里いずみ清掃工場の平成24年10月1日供用開始に向け、富里市の一般廃棄物処理事務を成田市に委託することについて、地方自治法第252条の14第1項の規定に基づき必要な事項を定め、地方自治法第252条の2第3項の規定により議会の議決を求めるものです。 一般廃棄物の溶融処理に関する事務、清掃工場の運転及び管理に関する事務、溶融処理によって生じる残渣物の処分及び再生利用に関する事務、清掃工場に搬入される一般廃棄物の計量及び手数料の徴収に関する事務の4つが富里市から成田市に委託されるとの説明がありました。 特に質疑はなく、採決の結果、議案第7号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 次に、議案第9号 酒々井町道路線の認定の承諾について。 本案は、酒々井インターチェンジ開設に伴い、富里市域において酒々井町道3路線の認定に当たり議会の承諾を求めるものです。 酒々井町道3B-098号線は、富里市新橋字高松749番地1地先、延長は50.95メートル、(仮称)酒々井町道3B-151号線は、富里市新橋字駒詰664番地3地先から同729番地2地先、延長は225.97メートル、(仮称)酒々井町道3B-152号線は、富里市新橋駒詰729番地1地先から同731番地1地先、延長は76.67メートルとの説明でした。 特に質疑はなく、採決の結果、議案第9号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 次に、議案第10号 平成23年度富里市水道事業会計処分利益剰余金の処分について。 本案は、平成23年5月2日に地方公営企業法が改正、本年4月1日から施行されたことにより、法定積立義務が廃止され、利益の処分については条例で定めるか議会の議決を経て行うこととなったことから、平成23年度未処分利益剰余金6,591万6,696円を減債積立金に積み立てることにつき議会の議決を求めるものです。 特に質疑はなく、採決の結果、議案第10号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 次に、議案第11号 平成24年度富里市一般会計補正予算(第2号)について。 各課長から説明を受けました。その主なものについてご報告いたします。 まず、議会事務局について、議会総務事業の委託料69万1,000円の増額は、本年度開始予定の議会インターネット中継と市制施行10周年記念事業で実施する議場コンサートと子ども議会のDVD作成、子ども議会の会議録作成に関する経費を計上するもの。 次に、財政課は、まず歳入について、普通交付税1億2,538万9,000円の増額と臨時財政対策債5,270万円の増額は、額が確定したことによるもの。一般寄附金19万9,000円の増額は、市制施行10周年ということで、富里ライオンズクラブより20万円の寄附を受けるもの。次に、歳出について、基金事業の財政調整基金2億7,997万4,000円は、繰越金の2分の1を基金に積み立てるもの。庁舎管理事業の委託料201万4,000円の増額は、10月より成田富里いずみ清掃工場が稼働することに伴い、公共施設のごみを事業系のごみとして搬出するために委託するもの。財政管理事業の繰出金118万3,000円の増額は、議案第6号に係る経費のうち起債の対象とならないものを一般会計から繰り出すもの。 次に、秘書広報課について、定例表彰事業の報償費15万4,000円の増額は、市制施行10周年記念功労者表彰の対象人数がほぼ確定したため不足分を補正するもの。 次に、市民活動推進課について、防犯灯事業の委託料2,541万円の増額は、市有防犯灯の管理台帳の整備と管理台帳システムの構築と機器の整備、市政協力員等に調査を協力いただいた、空き家と思われる家屋の基本情報のデータベースを作成するもの。なお、本事業は県の緊急雇用創出事業補助金で全額補助されるとのこと。 次に、市民課について、戸籍住民基本台帳事業の71万4,000円の増額は、7月9日の住民基本台帳法改正後、各種相談、問い合わせが増加傾向にあることから、臨時職員1名を10月から来年3月まで雇用するもの。 次に、産業経済課について、農業総務事業新規就農者総合支援事業青年就農給付金300万円の増額は、国の全額補助を受け、新規に就農する年齢45歳未満で所得が250万円未満の方に対し、経営が安定するまでの間、年額150万円を最長5年間給付するもの。今年度は半期分を4名分計上とのこと。 経営体育成支援事業の「輝け!ちばの園芸」産地整備支援事業補助金448万2,000円の増額は、見込み量がふえたことによるもの。 次に、建設課について、道路維持補修事業535万5,000円の増額は、新木戸地先の市道1-0154号線と02-003号線にまたがる部分の一部舗装の打ちかえ、路肩部分の舗装、排水工事とのこと。 次に、都市計画課について、民間賃貸住宅借上げ事業は、東日本大震災に係る応急仮設住宅の供与期間を1年延長することに伴い、債務負担行為の期間を平成27年度まで1年間延長するもの。 次に、都市整備課について、歳入、不動産売払収入820万円は、七栄北新木戸土地区画整理事業において保留地2筆を処分するもの。歳出、七栄新木戸土地区画整理事業の委託料199万6,000円の増額は、平成25年度に予定している都市計画道路7・5・4及び3・4・20の一部に埋設する雨水管の設計業務委託を計上するもの。 次に、下水道課について、下水道整備繰出事業244万円の減額は、前年度の繰越金の確定に伴うもの。 次に、消防本部について、高機能消防指令センター管理事業の使用料及び賃借料161万3,000円の減額は、発信地表示システム使用料について、総務省消防庁がNTTに料金の見直しを申し入れ、これによりNTTが料金改定したことによる減額とのことでした。 委員から、議会総務事業について、議場コンサートの参加人数はとの質疑があり、3中学校の代表1クラスずつで、おおむね100名の規模で行うとのことでした。 定例表彰事業について、市制施行10周年記念功労者表彰の選考基準はとの質疑があり、実施要領の中で特別自治功労、自治功労、教育文化功労、保健衛生功労、社会福祉功労、経済産業功労、消防功労の7区分を設け、各役職に応じて在職期間を定めているとのことでした。 防犯灯事業について、台帳の整備内容はとの質疑があり、防犯灯については現地調査、東電やNTTの契約情報、空き家については現地調査内容や土地、建物の登記簿情報をデータベース化し、撮影した写真をもとにシステム上の地図に正確な位置を把握するとのことでした。 また、空き家をデータベース化した後の活用方法について質疑があり、今後の取組方針を検討するための基礎資料にしたいとのことでした。 新規就農総合支援事業青年就農給付金について、今回は国庫補助金で実施するが、国や県の補助がなくなった場合、単費での継続は考えているかとの質疑があり、補助がなくなった際は財政部局と検討するとのことでした。 採決の結果、議案第11号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 次に、議案第13号 平成24年度富里市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について。 歳出の主なものについて、下水道一般管理事業273万円の増額は、日吉台三丁目の雨水人孔補修工事として273万円を支出したことにより修繕等の緊急対応ができなくなるおそれがあるため、必要予定額を補正するもの。下水道整備事業280万4,000円の増額は、七栄北新木戸土地区画整理事業の進捗に伴い、富里三号汚水枝線管渠の実施設計を行うもの。 歳入の主なものについて、下水道事業債280万円の増額は、富里三号汚水枝線管渠の実施設計分の起債によるものです。 特に質疑はなく、採決の結果、議案第13号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 次に、議案第15号 平成24年度富里市公共用地取得事業特別会計予算について。 本案は、議案第6号の関係で、特別会計を設置するものです。 歳入について、一般会計繰入金118万3,000円は、進入路の面積が確定していないため、起債に該当しないことなどによるもの。公共用地先行取得等事業債1億2,420万円は、先行取得に係るもの。 歳出について、日吉倉桜小路地区公共用地先行取得等事業の委託料958万円は、用地測量委託1筆分と進入路の道路路線測量委託不動産鑑定委託料27筆分、立木等の物件調査委託によるもの。土地購入費9,784万1,000円は、土地購入27筆分と1世帯の移転によるもの。補償金1,796万2,000円は、1世帯移転に伴う建物等の移転補償金を計上するもの。 採決の結果、議案第15号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 次に、議案第16号 平成24年度富里市水道事業会計補正予算(第1号)について。 資本的収入、企業債2,680万円の減額は、6月15日発生の浄水場内の配水管漏水事故により、浄水場施設更新工事の借り入れを延期し、配水管更新工事及び国道296号線改良に伴う連絡管布設がえ工事の借り入れを行うことによる差額とのこと。 資本的支出、配水設備拡張費1億1,324万円の減額は、浄水場更新工事の減額と配水管工事の計上分の差額とのこと。管路改修工事費506万1,000円の増額は、連絡管布設がえ工事の計上によるものとのことでした。 委員から、今後のバイパス工事や配水管更新工事はどのような発注を考えているかとの質疑があり、基本的に入札を予定しているが、バイパス工事についてはバックアップ体制を期待していることもあり、適正な執行に努めながら進めていきたいとのことでした。 採決の結果、議案第16号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(猪狩一郎君) 次に、文教厚生常任委員長、佐藤繁夫君。          (文教厚生常任委員長 佐藤繁夫君登壇) ◆文教厚生常任委員長(佐藤繁夫君) ご報告申し上げます。 文教厚生常任委員会は、9月13日、午後1時29分から3階第3会議室において開催し、常任委員8名出席、欠席1名のもと、議会事務局から綿貫局長、吉田副主査、市当局から市長、副市長、教育長及び所管部課長等出席のもと、本委員会に付託された4議案について、慎重に審査を行いました。 以下、審査の経過と結果について報告します。 まず、議案第8号 千葉県後期高齢者医療広域連合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について。 本案は、外国人登録法が廃止されたことに伴い、千葉県後期高齢者医療広域連合規約の一部を改正する規約を制定することについて、関係地方公共団体との協議を行うに当たり、議会の議決を求めるもの。改正の内容としては、外国人登録法が廃止されたことに伴い、外国人住民については住民基本台帳法が適用されることとなり、市町村の負担金の算定方法を定めた規定から、外国人登録に係る記載を削除するものです。 委員からは、市内対象者の状況について質疑があり、平成24年3月31日現在で75歳以上の後期高齢被保険者の方は8名とのことでした。 また、オーバーステイの方など、住民基本台帳に載らない方についての質疑には、対象者の把握はできていないが、現状では医療保険の対象とならないことから、今後、市のほかの社会保障制度との関連も含め、検討していくとの説明でした。 採決の結果、議案第8号は、賛成多数にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 次に、議案第11号 平成24年度富里市一般会計補正予算(第2号)について。 各課長から説明を受けました。その主なものについてご報告いたします。 まず、社会福祉課について、社会福祉総務事業の119万1,000円は、自殺対策に関する事業の経費で、共済費8万3,000円、賃金57万6,000円、旅費5万2,000円については、臨時職員を1日7.5時間、週4日で任用するもの。報償金5万円は、市民向けに開催する自殺対策にかかわる講演会の講師への報償金。委託料5万円は、ゲートキーパー等の人材育成研修を委託するため計上するもの。なお、これら事業に伴う歳入、千葉県地域自殺対策緊急強化事業費補助金118万9,000円は、千葉県からの補助率10分の10の補助金とのこと。 次に、国保年金課について、国民年金事業の委託料31万5,000円は、税制改正により、年少扶養控除と16歳以上19歳未満の特定扶養控除の上乗せ部分が廃止されたことに対応するための、国民年金システムプログラム改修に係るもの。歳入の国民健康保険特別会計繰入金328万3,000円は、平成23年度の国民健康保険特別会計の決算確定に伴う精算によるもの。 次に、高齢者福祉課について、介護保険支援事業償還金3万7,000円は、平成23年度の介護保険事業費補助金の該当者がいなかったため、県の補助金を返還するもの。福祉センター管理運営事業の需用費、修繕料55万5,000円は、福祉センターの冷温水発生機の修繕等に係るもの。歳入の介護保険特別会計繰入金は、平成23年度の介護保険給付費等の確定に伴う精算によるもの。 次に、子育て支援課、子ども医療費助成事業について。市の子ども医療費の助成は、入院、通院、調剤とも、小学校4年生から中学校3年生までの市が単独で助成している部分は、後日精算していただく償還払い方式で行っているところを、12月から県の助成対象が入院のみ中学校3年生までとなるのに合わせ、通院、調剤含め、後日手続の必要がない現物給付方式に変更するためにかかる予算を計上するもの。事務用消耗品、印刷製本費は、現物給付のための受給券発送に係るもの。手数料90万7,000円は、国保連合会などへの支払い審査手数料として、また委託料136万5,000円は、システム変更業務委託料として計上するもの。また、これに伴う歳入として、県補助金81万3,000円は、県が拡充する医療費助成について、見込み額の2分の1を計上するもの。母子保護実施事業、委託料222万5,000円は、現在、母子生活支援施設に入所している親子が自立して退所するという見込みが立たず、引き続き入所するための委託料を計上するもの。また、これに伴う歳入として、歳出額の2分の1の国庫負担金111万2,000円、歳出額の4分の1の県負担金55万6,000円を計上するもの。 次に、健康推進課、予防事業について。9月1日から、これまでの集団による生ポリオワクチン接種から、個別に医療機関で接種する不活化ワクチンに切りかわったことにより、9月以降予定していた集団接種に係る看護師及び医師等の報酬65万円、生ポリオワクチン購入費40万円を減額するもの。また、委託料1,634万7,000円は不活化ポリオワクチン接種の委託料として計上するもの。なお、対象者は生後3カ月から90カ月の乳幼児790人、接種延べ回数1,739回分を見込むもので、1回の接種委託料は9,400円とのこと。 次に、学校教育課について、教育センター事業、報償金10万円は、10月27日に中央公民館で、JAXAの川口淳一郎氏を講師として開催する、市制10周年記念教育講演会の講師謝金として計上するもの。 なお、これに係る歳入として、教育費雑入の教育講演会協賛金は、富里市商工会から協賛をいただくものとのこと。 次に、生涯学習課について、保健体育総務事業18万8,000円は、富里市スポーツ推進委員協議会会長、林慶篤氏が、スポーツ推進委員功労者表彰を授与されることとなり、11月29日及び11月30日に開催される第53回全国スポーツ推進委員研究協議会長崎大会に出席するための、本人及び随行職員1名分の普通旅費と大会参加負担金を計上するものです。 委員からは、自殺対策の講演会について質疑があり、主にうつ病、精神疾患の対策の観点から開催するもので、メンタルヘルスを中心に考えているとのことと、開催は12月1日を予定しているとのこと。また、研修会は、自殺対策には行政と地域の連携が必要なことから、地域においてゲートキーパー、あるいは、そういった役割を果たす方々を育成するために開催するもので、主に民生委員の方に受けていただくとのことでした。 生ポリオワクチンを見合わせていた方々への対応についての質疑には、接種した記録がない方々には全て個人通知を出して対応するとのこと。また、何らかの事情で、生後3カ月から90カ月の法令で定めた対象年齢を過ぎてしまった方たちには、実施規則上の市長が認めた予防接種ということで救済の配慮をするとのことでした。 また、子ども医療費助成事業で、国保加入者の家庭で滞納があった場合には影響があるかとの質疑では、資格証明書ではなく、短期被保険者証を携えて受診していただくようになるとの説明でした。 採決の結果、議案第11号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 次に、議案第12号 平成24年度富里市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について。 本案は、歳入歳出の合計に、それぞれ1億3,205万円を増額し、予算の総額を59億118万8,000円とするもので、いずれも平成23年度決算に伴う精算の結果によるものです。 まず、歳入うちその他繰越金1億2,861万円の増額は、平成23年度繰越金として2億2,861万263円を生じていたうち、当初予算で1億円を計上したため、差し引いた額を補正するもので、全額を国保準備基金に積み立てるものとのこと。 次に、歳出の基金積立金1億2,861万円は、平成23年度における繰越金を基金に積み立てるもの。償還金15万6,000円は、出産育児一時金補助金などの国庫補助金の返還を行うもの。一般会計繰出金328万4,000円は、平成23年度の繰出金の精算に伴うもの。なお、これらの財源については、基金を取り崩して対応するとのこと。 委員からは、基金の残高に関する質疑があり、今回基金を取り崩して対応するものもあるが、滞納の状況や給付の伸びなどから、市単独で国保税の引き下げなどを行う状況にはないとの説明でした。 採決の結果、議案第12号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 次に、議案第14号 平成24年度富里市介護保険特別会計補正予算(第1号)について。 本案は、歳入歳出それぞれ1億548万2,000円を追加し、それぞれ20億5,717万円とするもの。 まず、歳入の支払基金交付金、介護給付費交付金92万円は、平成23年度の介護給付費の確定により交付額が増額になったことによるもの。繰越金1億455万3,000円は、保険給付費に充当する財源確保をするために繰越金を歳入するもの。 次に、歳出の準備基金積立事業、介護給付費準備基金積立金7,225万4,000円は、平成23年度介護保険特別会計剰余金を準備基金に積み立てるもの。国庫支出金等過年度分返還事業、償還金2,919万1,000円は、平成23年度介護給付費と地域支援事業費の確定により、国・県負担金及び支払基金交付金を精算により返還するもの。過年度分返還事業、繰出金403万7,000円は、平成23年度一般会計から繰り出したものの精算により返還するものとのこと。 委員からは、剰余金が発生したことについて質疑があり、給付の額が月や時期により大きく変わる可能性があることから、安全な支出を確保するため、歳出については多目に予算化しているとの説明でした。 採決の結果、議案第14号は、賛成全員にて原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(猪狩一郎君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。……質疑なしと認めます。 これから討論を行いますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。 これから議案第1号から議案第16号までを採決します。 採決は分割して行います。 まず、議案第1号に対する委員長の報告は可決です。 議案第1号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、議案第1号は可決されました。 次に、議案第2号に対する委員長の報告は可決です。 議案第2号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、議案第2号は可決されました。 次に、議案第3号に対する委員長の報告は可決です。 議案第3号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、議案第3号は可決されました。 次に、議案第4号に対する委員長の報告は可決です。 議案第4号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、議案第4号は可決されました。 次に、議案第5号に対する委員長の報告は可決です。 議案第5号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、議案第5号は可決されました。 次に、議案第6号に対する委員長の報告は可決です。 議案第6号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、議案第6号は可決されました。 次に、議案第7号に対する委員長の報告は可決です。 議案第7号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、議案第7号は可決されました。 次に、議案第8号に対する委員長の報告は可決です。 議案第8号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立多数です。 よって、議案第8号は可決されました。 次に、議案第9号に対する委員長の報告は可決です。 議案第9号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、議案第9号は可決されました。 次に、議案第10号に対する委員長の報告は可決です。 議案第10号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、議案第10号は可決されました。 次に、議案第11号に対する委員長の報告は可決です。 議案第11号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立)
    ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、議案第11号は可決されました。 次に、議案第12号に対する委員長の報告は可決です。 議案第12号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、議案第12号は可決されました。 次に、議案第13号に対する委員長の報告は可決です。 議案第13号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、議案第13号は可決されました。 次に、議案第14号に対する委員長の報告は可決です。 議案第14号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、議案第14号は可決されました。 次に、議案第15号に対する委員長の報告は可決です。 議案第15号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、議案第15号は可決されました。 次に、議案第16号に対する委員長の報告は可決です。 議案第16号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、議案第16号は可決されました。……………………………… △日程第2 認定第1号……………………………… ○議長(猪狩一郎君) 日程第2、認定第1号 平成23年度富里市各会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。 決算審査特別委員会の審査の経過並びに結果について、委員長の報告を求めます。 決算審査特別委員長、原 清一君。          (決算審査特別委員長 原 清一君登壇) ◆決算審査特別委員長(原清一君) 平成23年度富里市各会計歳入歳出決算審査報告書。 決算審査特別委員会に付託されました平成23年度富里市各会計歳入歳出決算について、委員会審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。 平成23年度の一般会計及び国民健康保険特別会計など4特別会計の決算は、歳入が238億9,288万6,906円、歳出は228億9,785万4,479円となっており、実質収支は9億1,151万427円の黒字、本年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支も1億9,514万7,402円の黒字となっている。 これを地方公共団体の財政状況の分析に用いる、普通会計における財務分析の数値で前年度と比較すると、財政力指数は0.78で0.03ポイント、実質公債費比率は5.2%で0.8ポイント、それぞれ下回っている。また、経常収支比率は90.4%で、依然として財政構造の硬直化の傾向が見られる。地方債現在高は124億1,676万6,000円で、前年度と比較すると10.50%の増加となっている。 一般会計の歳入の根幹をなす市税の収納率は82.51%で、前年度と比較すると0.73ポイント上昇したが、市税収入済額は6,990万円ほどの減少となっている。 水道事業会計決算における経営状況は、前年度純利益に比較し25.30%の減少となったものの、6,591万6,696円の当年度純利益となった。要因としては、水道事業費用が前年度に比較して増加し、給水収益の減少等により水道事業収益は減少したことから、前年度の純利益を下回る結果となった。 このような状況を踏まえた上で、本決算審査特別委員会は、9月18日から21日までの4日間にわたり、3階第3会議室において、市長、副市長、教育長及び関係部課長等の出席を求め、慎重に審査をいたしました。 審査の過程においては、活発な議論を経て、適正で効率的な予算の執行について当局の見解をただしました。 審査の結果、監査委員の意見書のとおり、各会計とも計数については誤りのないものと認められました。 今後の予算の執行に際しては、最少の経費で最大の効果を上げるよう、より一層の検討を加え、これまで以上に効果的・効率的な市政運営に努め、市民の期待にこたえるための予算執行となるよう、特に次の事項について適切な措置を期待し、報告といたします。 1、委員会記録の作成に当たっては、本会議録の例によるなど遅滞なく作成すること。 2、電算機器の保守委託については、絶えず不断の見直しをすること。 3、個別指導補助員について、柔軟な対応ができるようゆとりを持った配置を検討すること。 4、移送サービス事業について、支線交通実証運行計画とリンクさせ、より使いやすいサービスとなるように検討すること。 5、生活保護費抑制のため、ジェネリック医薬品を使用するように協力を求めること。 6、特定健康診査等事業については、休日の実施、医療機関等での受診を検討し、受診率の向上に努めること。また、個別検診については、がん検診クーポン券を発行するなど工夫すること。 7、市民活動支援補助金について、より多くの市民団体が活用できるよう対象事業の見直しなどを検討すること。 8、北部コミュニティセンター、中部ふれあいセンターの事務員について、防犯上の観点からも1人での勤務体制の見直しを協議すること。 9、自転車駐車場について、受益者負担という観点から使用料徴収の検討をすること。 10、すいかの里生産支援事業について、目的に向け成果が上がるよう取り組むこと。 11、雇用促進奨励金について、地元の雇用を確保する意味からも企業に広く周知すること。 12、小型合併処理浄化槽補助事業について、市民がより利用しやすくなるように、補助金申請の受付業務の見直しをすること。 13、市道01-008号線については、平成26年3月完成を目標として遅延のないよう業務を推進すること。 以上のとおり要望を付し、認定第1号 平成23年度富里市各会計歳入歳出決算の認定については、採決の結果、賛成多数にて原案のとおり認定すべきものと決定しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(猪狩一郎君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。……質疑なしと認めます。 これから討論を行いますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。 これから認定第1号 平成23年度富里市各会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。 認定第1号に対する委員長の報告は、認定すべきであるとするものです。 認定第1号は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立多数です。 よって、認定第1号は、委員長の報告のとおり認定することに決定しました。…………………………… △日程第3 請願の件…………………………… ○議長(猪狩一郎君) 日程第3、請願の件を議題とします。 所管の常任委員会の審査の経過並びに結果について、委員長の報告を求めます。 文教厚生常任委員長、佐藤繁夫君。          (文教厚生常任委員長 佐藤繁夫君登壇) ◆文教厚生常任委員長(佐藤繁夫君) 本委員会に付託されました、請願2件についてご報告申し上げます。 まず、請願第4号「国における平成25(2013)年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願。 請願者は、千葉市中央区中央4-13-10千葉県教育会館、子どもたちの豊かな育ちと学びを支援する教育関係団体千葉県連絡会会長、小比類巻 勲さんです。 紹介議員は、高橋益枝議員、田口勝一議員です。 本請願については、紹介議員の高橋益枝議員から意見を聞き、審査を行いました。 本請願は、平成25(2013)年度予算編成に当たり、憲法・子どもの権利条約の精神を生かし、子供たちによりよい教育を保障するために、「国における平成25(2013)年度教育予算拡充に関する意見書」を議会において採択し、政府及び関係行政官庁あてに意見書の提出を求める請願です。 特に質疑はなく、採決の結果、請願第4号は、賛成全員にて採択されるべきものと決定しました。 次に、請願第5号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願。 請願者は、請願第4号同様、子どもたちの豊かな育ちと学びを支援する教育関係団体千葉県連絡会会長、小比類巻 勲さんです。 紹介議員は、高橋益枝議員、田口勝一議員です。 本請願についても、紹介議員の高橋益枝議員から意見を聞き、審査を行いました。 本請願は、国において、21世紀の子供たちの教育に責任を持つとともに、教育水準の維持向上と地方財政の安定を図るため、義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書を議会において採択し、政府及び関係行政官庁あてに意見書の提出を求める請願です。 委員からは、国からの補助金が廃止され、地方裁量の一括交付金になった場合、自治体によっては、教育予算が削られてしまうおそれがあるため、使途を限定した補助金制度を維持すべきとの意見や、より自由度の高い一括交付金となった場合、議会が予算を精査していくべきではとの意見がありました。 採決の結果、請願第5号は、賛成多数にて採択されるべきものと決定しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(猪狩一郎君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。……質疑なしと認めます。 これから討論を行いますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。 これから請願を採決します。 採決は分割して行います。 まず、請願第4号に対する委員長の報告は採択です。 請願第4号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、請願第4号は、委員長の報告のとおり採択することに決定しました。 次に、請願第5号に対する委員長の報告は採択です。 請願第5号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立多数です。 よって、請願第5号は、委員長の報告のとおり採択することに決定しました。…………………………………………………………………………… △日程第4 委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号…………………………………………………………………………… ○議長(猪狩一郎君) 日程第4、委員会提出議案第1号 国における平成25(2013)年度教育予算拡充に関する意見書について及び委員会提出議案第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書についてを議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 文教厚生常任委員長、佐藤繁夫君。          (文教厚生常任委員長 佐藤繁夫君登壇) ◆文教厚生常任委員長(佐藤繁夫君) 原案については、読み上げることで提案理由にしたいと思います。 委員会提出議案第1号 国における平成25(2013)年度教育予算拡充に関する意見書について。 上記の議案を次のとおり、富里市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。 平成24年9月28日、富里市議会議長猪狩一郎様。 文教厚生常任委員長佐藤繁夫。 それでは、原案を読み上げます。 国における平成25(2013)年度教育予算拡充に関する意見書。 教育は、憲法・子どもの権利条約の精神に則り、日本の未来を担う子供たちを心豊かに教え、育てるという重要な使命を負っている。しかし現在、日本の教育は「いじめ」「不登校」を初め、「学級崩壊」、少年による凶悪犯罪、さらには経済不況の中、経済格差から生じる教育格差等、さまざまな深刻な問題を抱えている。また、東日本大震災、原子力発電所の事故による、甚大な被害・損害の復興にはまだまだ長い時間が必要です。 一方、国際化・高度情報化などの社会変化に対応した学校教育の推進や教育環境の整備促進、新学習指導要領への移行による授業時数の増加や小学校における外国語活動の必修等に伴う経費の確保も急務である。 千葉県及び県内各市町村においても、一人一人の個性を尊重しながら、生きる力と豊かな人間性の育成をめざしていく必要がある。そのためのさまざまな教育施策の展開には、財政状況の厳しい現状をみれば、国からの財政的な支援等の協力が不可欠である。充実した教育を実現させるためには、子供たちの教育環境の整備を一層進める必要がある。 そこで、以下の項目を中心に、平成25年度に向けての予算の充実をしていただきたい。・教育に関する震災支援策を十分にはかること・少人数学級を実現するため、公立義務教育諸学校の教職員定数を改善する計画を早期に策定・実現すること・保護者の教育費負担を軽減するために義務教育教科書無償制度を堅持すること・現在の経済状況を鑑み、就学援助に関わる予算を拡充すること・子供たちが地域で活動できる総合型地域クラブの育成等、環境・条件を整備すること・危険校舎、老朽校舎の改築やエアコン、洋式トイレ設置等の公立学校施設整備費を充実すること・子供の安全と充実した学習環境を保障するために、基準財政需要額を改善し、地方交付税交付金を増額することなど。 国においては、教育が未来への先行投資であり、日本の未来を担う子どもたちに十分な教育を保障することが、国民の共通した使命であることを再認識され、国財政が非常に厳しい状況の中ではあるが、必要な教育予算を確保することを強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成24年 月 日 内閣総理大臣様、財務大臣様、文部科学大臣様、総務大臣様。 千葉県富里市議会議長猪狩一郎。 次に、委員会提出議案第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について。 上記の議案を次のとおり、富里市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。 平成24年9月28日、富里市議会議長猪狩一郎様。 文教厚生常任委員長佐藤繁夫。 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書。 義務教育費国庫負担制度は、憲法上の要請として、教育の機会均等とその水準の維持向上をめざして、子供たちの経済的、地理的な条件や居住地のいかんにかかわらず無償で義務教育を受ける機会を保障し、かつ、一定水準の教育を確保するという国の責務を果たすものである。 政府は、国から地方への補助金を廃止し、地方が自由に使える「一括交付金」を政令指定都市に導入しようとしている。義務教育と社会保障の必要額は確保するとしているが、義務教育費国庫負担制度についても論議される可能性がある。 義務教育における国と地方の役割等について十分議論がされないまま、地方分権推進の名のもとに、このような検討が現実のものとなると、義務教育の円滑な推進に大きな影響を及ぼすことが憂慮される。また、義務教育費国庫負担制度が廃止された場合、義務教育の水準に格差が生まれることは必至である。 よって、国においては、21世紀の子供たちの教育に責任を持つとともに、教育水準の維持向上と地方財政の安定を図るため、義務教育費国庫負担制度を堅持するよう強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成24年 月 日 内閣総理大臣様、財務大臣様、文部科学大臣様、総務大臣様。 千葉県富里市議会議長猪狩一郎。 以上です。 ○議長(猪狩一郎君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。……質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号は、会議規則第38条第2項の規定により委員会に付託いたしません。 これから討論を行います。 討論はありませんか。……討論なしと認めます。 これから委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号を採決します。 採決は分割して行います。 まず、委員会提出議案第1号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立全員です。 よって、委員会提出議案第1号は原案のとおり可決されました。 次に、委員会提出議案第2号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          (賛成者起立) ○議長(猪狩一郎君) 起立多数です。 よって、委員会提出議案第2号は原案のとおり可決されました。 なお、ただいま可決されました意見書につきましては、議長においてしかるべく取り計らいますので、ご了承願います。………………………………… △日程第5 議員派遣の件………………………………… ○議長(猪狩一郎君) 日程第5、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。 ただいま議題となっています議員派遣の件については、お手元に配付の文書のとおり議員を派遣したいと思います。 ご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(猪狩一郎君) 異議なしと認めます。 よって、お手元に配付の文書のとおり議員を派遣することに決定しました。……………………………………………………………………… △日程第6 富里市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙……………………………………………………………………… ○議長(猪狩一郎君) 日程第6、富里市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。 お諮りします。 本選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選の方法によることとし、議長により指名したいと思います。 ご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(猪狩一郎君) 異議なしと認めます。 本選挙の方法については、指名推選の方法によることとし、議長において指名することに決定しました。 まず、選挙管理委員会委員を指名します。 選挙管理委員会委員には、三秀夫君、相川光規君、堀越健一君、内田三十四君、以上の方を指名します。 お諮りします。 ただいま指名した方を、選挙管理委員会委員の当選人と定めることにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(猪狩一郎君) 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名しました三秀夫君、相川光規君、堀越健一君、内田三十四君、以上の方が選挙管理委員会委員に当選されました。 次に、選挙管理委員会委員補充員を指名します。 選挙管理委員会委員補充員には、森 喜久男君、佐藤美津枝さん、渡辺俊明君、塩野谷雅司君、以上の方を指名します。 お諮りします。 ただいま指名した方を、選挙管理委員会委員補充員の当選人と定めることにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(猪狩一郎君) 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名しました森 喜久男君、佐藤美津枝さん、渡辺俊明君、塩野谷雅司君、以上の方が選挙管理委員会委員補充員に当選されました。 次に、補充の順序について、お諮りします。 補充の順序は、ただいま議長が指名しました順序にしたいと思います。 ご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(猪狩一郎君) 異議なしと認めます。 よって、補充の順序は、ただいま議長が指名した順序に決定しました。…………………… △教育長の発言 …………………… ○議長(猪狩一郎君) ただいま教育長から発言の申し出がありました。 これを許します。 教育長、山中 忠君。          (教育長 山中 忠君登壇) ◎教育長(山中忠君) 議長のお許しをいただきまして、退任のごあいさつを申し上げます。 私は、平成21年4月から、前任の吉冨教育長の後任として職を引き継ぎ、3年半の間、教育活動の推進に努めてまいりましたが、9月30日をもって退任いたすことになりました。 その間、議員の皆様方には、多くのご指導、ご支援を賜りましたことを、心より御礼申し上げます。あわせまして、市民の皆様、職員の皆様、学校職員の皆様のご支援、ご協力に深く感謝申し上げます。 今後の富里市のご発展と皆様方のますますのご活躍をご祈念申し上げまして、退任のあいさつとさせていただきます。 本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(猪狩一郎君) これで本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 平成24年第3回富里市議会定例会を閉会します。             …………………………………              午後3時24分 閉会             …………………………………地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                富里市議会議長      猪狩一郎                富里市議会議員      鈴木英吉                富里市議会議員      高橋益枝...